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高湯よもやま話
高湯温泉の歴史や出来事など…
高湯温泉と春の収穫~山菜1
2010/05/16 | 永山博昭
こんにちは、冷え込みが戻りまして今朝の浄土平では樹氷が見られました。
寒波で山菜の出が遅くなり、連休後半から木の芽の収穫時期となりましたので、タラノメも取り残しが道路脇に見ることができました。収穫競争率の高いタラノメが残ってるなんて、例年ではありえない風景でしたね。
画像山菜写真はニワトコといいます。陽当たりの良い藪などに生え、ブロッコリーの様な花芽の塊ができますが、花芽の無い男木もあります。
若芽のテンプラ(日向の香りがする)が普通の食仕方ですが、湯通して胡麻和えやピーナッツ和えなども美味しいです。ただし漢方薬では緩下剤としても使われる山菜ですので、多量の摂取は禁物。腹がゆるくなり下痢します。テンプラなどで他の山菜と共に1~2個を楽しみましょう。
これらの山菜は高原荘(024-591-1125)の山菜定食で味わえます。高原荘は旅館ですが1階で食堂を営業しておりまして、常子婆さんが毎日収穫してきます。お膳に今日は何の山菜が出るのか?季節によってお膳の内容が替わりますが、まさに現在が山菜季節の真っ最中です。缶詰や袋物ではない本物の山菜を味わって見て下さい。お膳が出てきたら常子婆さんに山菜の説明を受けましょう、より価値が上がります。
どんな定食なのかと質問ありましたので、画像アップしました。
お膳左上から、青コゴミ白和え、ゼンマイ炒め煮、地竹とハンゴンソウの煮物、山ワラビおひたし、葉ワサビ漬物と山椒佃煮、虹鱒田楽と行者ニンニク、コシアブラ飯、姫竹の味噌汁。すべて常子婆さんの朝採り山菜です。今日の昼食グループは山菜天麩羅を別盛りで注文してました。今時期の山菜膳は全体に青々しているのが特徴ですね。
山菜は冬の間に溜まった毒を体外に吐き出す作用があると言われております。山菜を今時期に食するのは意味のある事なのですね。
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